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<title>山之口.com</title>
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<description>ファンタジー作家、山之口洋のハイブリッドな日々</description>
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<title>台湾一周バイクツアー</title>
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<description>ひさびさの投稿である。 その後もバイク熱は一向に衰えを見せず、ついにビグスクでは...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2009/02/10/081007_113543_s.jpg&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;081007_113543_s&quot; title=&quot;081007_113543_s&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/02/10/081007_113543_s.jpg&quot; width=&quot;300&quot; height=&quot;225&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ひさびさの投稿である。&lt;br /&gt;
その後もバイク熱は一向に衰えを見せず、ついにビグスクでは満足できなくなって大型二輪免許を取りに教習所に走り、愛機もついでに買い換えて、TMAX乗りと相成った。０７モデル、通称２型である。これは知る人ぞ知る名機で、スクーターの乗りやすさとバイクの走行性能を兼ね備えている。昨年９月末に買って以来、房総をはじめ関東一円をいい気になって走り回ったものだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて、その後バイクに関して新たなチャレンジがしてみたくなり、明日から十日間ほど、台湾に出かけて全島一周ツーリングという小冒険をやってみることにした。愛機を持ち込めればよいのだが、残念ながら最後の台湾行きフェリーの会社が昨年つぶれてしまい、台湾にはバイクや車を個人が持ち込む手段が何もない。そこで高雄市内でレンタルバイクを借りることになっている。その顛末はあちらから可能なら報告するつもりだが、ゆくゆくはある出版社からバイクエッセイとして出す予定なので、詳しくはそちらで。さてどうなることやら。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>旅行・地域</dc:subject>

<dc:creator>YoYa</dc:creator>
<dc:date>2009-02-10T20:53:28+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-3f0c.html">
<title>麦酒アンタッチャブル</title>
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<description>バイク三昧の日々を送っている間に、大事なお知らせが遅れてしまった。 ８月末に新作...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;バイク三昧の日々を送っている間に、大事なお知らせが遅れてしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/09/23/photo_2.jpg&quot;&gt;&lt;img class=&quot;image-full&quot; alt=&quot;Photo_2&quot; title=&quot;Photo_2&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/09/23/photo_2.jpg&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
８月末に新作が出ました。七作目です。なんだかんだ言いながら、今年でデビュー十周年になる。十年で七作というのは情けないので、もう一つ大作をぶちかましてやろうと思うのだが、なかなか思うに任せない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それはさておき、今度のは（いつものことながら）これまでのどの作品とも違うテイストの「役人コメディ」。自分で説明するのはむずかしいから、公式の解説を借りれば、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「コップ５杯のビールなら、３杯は税金だ」財務省酒税課に出向中のキャリア警官魚崎は、アルマーニを着る変わり種官僚の根津に、ある秘密パーティへ誘われた。熱気あふれる会場に集う怪しげな紳士淑女。彼らは非合法の麦酒自家醸造家たちであった。魚崎は、自らも密造に手を染めてしまう。だが、これこそ、自称特別捜査官・根津の狙いだった！アンタッチャブルな暴走官僚に翻弄される魚崎。そして、自ビール愛好家たちとの、妄想だらけの闘争！悪夢の脱税取締の行方は！？芳醇なコク、極上のキレ味！傑作エンターテインメント誕生。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ビールと言えばこの人！　というわけで、デビュー以来大変お世話になっている椎名誠さんにお願いして、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「嬉しくて怖くて　ビール好きにはヤバイ話だ　でも最後にぐわっと元気が出るぞ。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;というありがたい帯をいただいた。&lt;br /&gt;
装丁は松昭教さん。表紙は「枝豆を載っけたキリスト」とばかり思っていたら、バッカスだとのこと。&lt;br /&gt;
本文挿絵は浅賀行雄さん。本文中のわずかな記述からキャラを造形していただいた手腕に舌を巻く。特に敵役カポネの「ちょい悪オヤジ」風のルックスには書いた本人が笑い出してしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;というわけで、ビール好きにもそうでない人にも、ジョッキ一杯のビールのように取りあえず飲んで欲しい。はじめてのノベルスなので、値段もちょうどそれくらいの９００円だ！&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>作品紹介</dc:subject>

<dc:creator>YoYa</dc:creator>
<dc:date>2008-09-23T21:10:21+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_949a.html">
<title>「週刊現代」リレー読書日記がゴールイン</title>
<link>http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_949a.html</link>
<description>「週刊現代」で１年の任期で担当してきた「リレー読書日記」だが、最終回の原稿をつい...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;「週刊現代」で１年の任期で担当してきた「リレー読書日記」だが、最終回の原稿をついさっき、編集部の戸井さんに送り終えて、ほっと一息である。&lt;br /&gt;
この一年のメンバーは、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　原武史、東川端参丁目、桜庭一樹、山之口洋&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;だったのだが、桜庭さんは『私の男』で直木賞を取り、原さんは『滝川コミューン一九七四』で講談社ノンフィクション賞を取った。我が身を振り返って何をしているのだろうと思わざるを得ない。&lt;br /&gt;
それはともかく、この仕事は歴史・時代小説についての考え方を整理するのに非常に役立った（それに、火の車の家計にも）。この一年で取り上げた作品をまとめておく。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;リレー読書日記　書評書目一覧&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第１回　２００７年９月&lt;br /&gt;
　吉原手引草　松井今朝子　幻冬舎&lt;br /&gt;
　銀漢の賦　葉室麟　文藝春秋&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第２回　２００７年１０月&lt;br /&gt;
　薩摩スチューデント、西へ　林望　光文社&lt;br /&gt;
　廃帝綺譚　宇月原晴明　中央公論新社&lt;br /&gt;
　怪力乱神　加藤徹　中央公論新社&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第３回　２００７年１１月&lt;br /&gt;
　烏金　西條奈加　光文社&lt;br /&gt;
　箕作り弥平商伝記　熊谷達也　講談社&lt;br /&gt;
　江戸は心意気　山本一力　朝日新聞社&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第４回　２００７年１２月&lt;br /&gt;
　夢枕獏　陰陽師　夜光杯ノ巻　文藝春秋&lt;br /&gt;
　澤田ふじ子　土御門家陰陽事件簿　逆髪　光文社&lt;br /&gt;
　戸矢学　天眼　光秀風水綺譚　河出書房新社&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第５回　２００８年１月&lt;br /&gt;
　鳥羽亮　剣豪たちの関ヶ原　徳間書店&lt;br /&gt;
　北方謙三　独り群せず　文藝春秋&lt;br /&gt;
　宮尾登美子　篤姫の生涯　ＮＨＫ出版&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第６回　２００８年２月&lt;br /&gt;
　和田竜　のぼうの城　小学館&lt;br /&gt;
　月芝居　北重人　文藝春秋&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第７回　２００８年３月&lt;br /&gt;
　名将　山中鹿之助　南原幹雄　角川書店&lt;br /&gt;
　裏切り涼山　中路啓太　講談社&lt;br /&gt;
　異譚・千早振る　鯨統一郎　実業之日本社&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第８回　２００８年４月&lt;br /&gt;
　桃山ビート・トライブ　天野純希　集英社&lt;br /&gt;
　夢霊（ゆめだま）　桑原美波　講談社&lt;br /&gt;
　相棒　五十嵐貴久　ＰＨＰ&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第９回　２００８年５月&lt;br /&gt;
　新・御宿かわせみ　平岩弓枝　文藝春秋&lt;br /&gt;
　岩倉具視　言葉の皮を剥ぎながら　永井路子　文藝春秋&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第１０回　２００９年６月&lt;br /&gt;
　日と月と刀　丸山健二　&lt;br /&gt;
　路傍に死す　冬の蝉　坂岡真　徳間書店&lt;br /&gt;
　時代小説の勘どころ　寺田博　河出書房新社&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第１１回　２００９年７月&lt;br /&gt;
　寒夜　李喬（リー・チャオ）　国書刊行会&lt;br /&gt;
　台北人　白先勇（パイ・シェンヨン）　国書刊行会&lt;br /&gt;
　星雲組曲　張系国（チャン・シークオ）　国書刊行会&lt;br /&gt;
　迷いの園　李昴（リー・アン）　国書刊行会&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その他計１２冊（台湾文学特集）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;最終回　２００９年８月&lt;br /&gt;
　曙光　羽太雄平　角川書店&lt;br /&gt;
　夕陽（せきよう）の梨　五代英雄伝　仁木英之　学研&lt;br /&gt;
　享保のロンリー・エレファント　薄井ゆうじ　岩波書店&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;合計４２冊。よく読んだなとも思うし、なんだこれだけかという気もする。１年を終えてみて思うのは、十年一日のように思われがちな歴史小説ジャンルも、結構なスピードで変化しつづけているなということ。伊坂さんの小説のキャッチじゃないが「歴史小説、まだまだいけるジャン」という感じだ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>YoYa</dc:creator>
<dc:date>2008-07-19T16:54:31+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_5589.html">
<title>突然　ビグスクオヤジ！</title>
<link>http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_5589.html</link>
<description>最近、何も新しいことに挑戦していない気がして、何かやろうと考えた末、普通二輪の免...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;最近、何も新しいことに挑戦していない気がして、何かやろうと考えた末、普通二輪の免許を取ることに決めたのが２ヶ月ほど前の３月２０日。自宅から最寄りの「市川中央自動車学校」に９万円くらい納めて「普通二輪ＡＴ」つまりいわゆるビッグスクーター向けのコースを受講することにした。いまやＦ１さえＡＴである時代に、いちいちマニュアルでミッションを切り替える意味を感じないし、その趣味もないからである。&lt;br /&gt;
二輪に関してはトラウマがあって、１５年くらい前に原付に乗っていた頃、当時つとめていた会社からの帰り道で転倒し、右の鎖骨を骨折したのである。川崎市生田の、専修大学の校門前だった。数日の入院。&lt;br /&gt;
それ以来、自分の人生は二輪に縁がないものとあきらめ、心して遠ざけて来たのだが、１５年経って誘惑に抗しきれなくなったのである。&lt;br /&gt;
それに、二輪に乗るのもまあ７０までとすれば、楽しめる時間はあと２０数年しかない。やりたいことを我慢していてもしかたがないし、ついに心中密かに軽蔑していたバイクオヤジになってしまった。&lt;br /&gt;
普通自動車の免許なら、取って３０年近くになる。どうも当時の教習所というのは、ストレスに満ちた、やな奴が多い場所だったような記憶みたいなものがあったのだが、最近の教習所は大違い。毎朝一番で積極的に通ったせいもあり、楽しく全課程を３週間ほどで終えることができた。&lt;br /&gt;
晴れて免許も更新すると（思いがけず、ゴールド免許をもらえた）、やはりどうしても二輪車が欲しくなる。緊縮家計も顧みず、妻の冷たい視線にも耐え、走行１０００キロに満たない新同の中古で、４月末にSUZUKIのスカイウェイブtype Sというのを手に入れた。それがこれ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/23/080601_125211_resize.jpg&quot;&gt;&lt;img class=&quot;image-full&quot; alt=&quot;080601_125211_resize&quot; title=&quot;080601_125211_resize&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/23/080601_125211_resize.jpg&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/23/0806011_2.jpg&quot;&gt;&lt;img class=&quot;image-full&quot; alt=&quot;0806011_2&quot; title=&quot;0806011_2&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/06/23/0806011_2.jpg&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;現在執筆中の新作に合わせて「ブルードール」と呼ぶことにした。&lt;br /&gt;
私は毎年、夏の２ヶ月間は北軽井沢で本を読み、本を書いているのだけど、今年は新しいオモチャができたので、夏休みの待ち遠しさもひとしお。ハヤクコナイカナ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>YoYa</dc:creator>
<dc:date>2008-06-23T10:25:33+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/it_5b5c.html">
<title>山之口家のけったいなIT道具たち（２）　スタンド式モニタ</title>
<link>http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/it_5b5c.html</link>
<description>暮れから正月明けまで、次回作『麦酒アンタッチャブル』の初稿に追われておりまして、...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;暮れから正月明けまで、次回作『麦酒アンタッチャブル』の初稿に追われておりまして、更新が遅れてしまいました。ようやく脱稿して、これからは少し更新ペースも戻さなくては……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ソファにふんぞり返って、「偉い人キーボード」で執筆するとなると、机が要らなくなるのはいいのですが、二つ、困ることが起きます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;一つは、マウスの置き場所。これは、タッチパッドをソファの右横側面にマジックテープで貼り付ける、という手段で解決しました。もともと、物書きはあまりマウスを使いません。執筆中は５分に１回くらいの感じですから、これで十分です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もう一つ、こっちは大きな問題なのですが、モニタの設置方法です。天井からアームで吊るとか、壁掛けにし、それに向かい合わせにソファを置くとか、いろんな案を考えたのですが、天井アーム式はバカ高い割りにはスマートな解決策とはいえないし、壁に向かうのでは足下が窮屈です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そこで、こしらえたのがこれ、「スタンド式モニタ」です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/01/21/sany5159.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Sany5159&quot; title=&quot;Sany5159&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/01/21/sany5159.jpg&quot; width=&quot;300&quot; height=&quot;225&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;写真が暗くてわかりづらいのですが、モニターを支えている部分は普通のモニターアームの先端です。それを高速切断機（薄い砥石が回転するやつ）でぶった切って、木工用の「ローラースタンド」なるものにくっつけてあります。これはテーブル鋸などの工作機械に長い材木をかけるときに、その端を支えて落ちないようにする補助輪みたいな道具でして、ホームセンターで２０００円足らずで入手しました。それのローラーをはずしたところ、伸縮式の角パイプのサイズが、ぶったぎったモニターアームの角パイプに偶然具合よく収まりましたので、面倒な溶接は省略して、プラスチック充填でお茶をにごしましたが、実用強度は十分あります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/01/21/sany5167.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Sany5167&quot; title=&quot;Sany5167&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/01/21/sany5167.jpg&quot; width=&quot;300&quot; height=&quot;225&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このように、ソファの前に立てて使います。スタンドの先はVESAマウントになっておりますから、ほとんどのモニタで使用できます。写真のはDELLの3007(30インチ)です。高さ調節や、モニタの回転も自由にできますので、ポートレート型――つまり縦型のモニタとして使うこともできます。○○画像の鑑賞とかにいかが。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>C+I</dc:subject>

<dc:creator>YoYa</dc:creator>
<dc:date>2008-01-21T14:38:11+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/it_c8df.html">
<title>山之口家のけったいなIT道具たち（１）　偉い人キーボード</title>
<link>http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/it_c8df.html</link>
<description>私はもとＩＴ屋なので、小説を書くのももちろんパソコンで書きますし、自分が必要とす...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;私はもとＩＴ屋なので、小説を書くのももちろんパソコンで書きますし、自分が必要とするものはいろいろ分解したり組み合わせたりして自分で作ってしまいます。とはいえ、本当に必要だったかどうか後で考えて首を捻るものも多いくらいなので、作った手間が自分一人の作業量軽減に役立っているか、すなわちペイしているかは疑問です。&lt;br /&gt;
「開発」って自分一人で使うのならやめといた方がいいようなもので、多くのヒトに使ってもらってこそではないかと思いもしますが、ま、好きなものはやめられません。好きなものをやめたら体に悪いかも。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そのあげくに、山之口家の書斎および書庫には、過去に作ったけったいなＩＴ道具たちがひしめいています。数年前に「本コ」こと雑誌「本とコンピュータ」や「オール読物」に紹介した、立って執筆するための部屋、「ライティング・ブース」は今年の初め、場所ふさぎだとて撤去されてしまい、後にはより楽ちんな執筆用ソファが置かれました。&lt;br /&gt;
「寝パソ」はいいアイデアだと思ったのですが、寝た姿勢で書いているといくらも書かないうちに寝てしまう、ということが判明したために、開発が頓挫しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この特集では、そうした雑多なＩＴ道具のうち、なんとか使い物になっているものを紹介してみようと思います。なにせ道楽でやっていることなのでヒトにアピールできるかどうか疑問ですが、もし作り方などお知りになりたい方がいればご連絡くださいませ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;で、トップバッターはこれ、通称「偉い人キーボード」です。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2007/10/30/sany5157_2.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Sany5157_2&quot; title=&quot;Sany5157_2&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2007/10/30/sany5157_2.jpg&quot; width=&quot;320&quot; height=&quot;240&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
見ての通り、右手と左手にスッパリ分かれたキーボードです。&lt;br /&gt;
もちろん、そこらのキーボードをノコギリで切ったわけではなく（それで動くならためらうことなくそうしますが）、元ネタがあります。エルゴノミクスキーボードの雄、Kinesis社のFreestyleキーボードです。価格は１万８０００円くらい。&lt;br /&gt;
これは本体が左右に分かれてはおりますが、間を繋ぐケーブルが短すぎて、かねて憧れの「偉い人キーボード」を作るにはまるで足りません。そこで思い切って間のケーブルをニッパーでぶった切ってしまいました。どうせUSBケーブルで繋げば済むと高をくくっていたのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;中から細～いケーブルが２０本現れたときには、「大変なことをしてしまった」と呆然としました。&lt;/strong&gt;私、てっきり右側の本体にＵＳＢハブが内蔵されていて、左右のキーボードともＵＳＢ機器として認識されると信じていたもんですから。実際はなんと、キーボードを左右に分ける、人間ならば正中線を横切るすべての配線をケーブルで引き延ばしただけの、恐るべき簡単構造だったのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;構造は簡単でも改造は至難の業。２０本のケーブルを、ちょっと老眼が始まっている目には厳しい半田付けで、サンハヤトの適当な基盤に付け、別途買ってきた２０芯ケーブル（本物よりはるかにゴツい）と接続して見ましたが、無事に動作するも１日持ちませんでした。そこで、困ったときのフラットケーブル＋コネクター頼みで、本体の細～い２０芯ケーブルをフラットケーブル用メスコネクタにつけ、別途店で圧着加工してもらった２０芯のフラットケーブルとＰＣ基板用端子を介して付けることにしました。この方式の利点は、半田付けがいらないこと。ケーブルの長さが自由に決められ、必要に応じて変えられることでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;長年夢見ていた「偉い人キーボード」が完成です。なぜ「偉い人」かといえば、このようにソファの肘掛けに乗せて使う姿勢を想像してみてください。後ほどご紹介する「スタンド・モニタ」と併用すれば、机いらずのパソコン・ライフが楽しめます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2007/10/30/sany5161_2.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Sany5161_2&quot; title=&quot;Sany5161_2&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2007/10/30/sany5161_2.jpg&quot; width=&quot;320&quot; height=&quot;240&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;やっぱり寝ちゃう気がするけど。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>C+I</dc:subject>

<dc:creator>YoYa</dc:creator>
<dc:date>2007-10-30T22:32:20+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_f68f.html">
<title>幻（？）のＰＯＰ</title>
<link>http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_f68f.html</link>
<description>『天平冥所図会』の増刷に合わせて出版社の方で作ってもらったＰＯＰです。まだ、書店...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2007/10/04/photo_3.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=413,height=584,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Photo_3&quot; title=&quot;Photo_3&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2007/10/04/photo_3.jpg&quot; width=&quot;289&quot; height=&quot;408&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『天平冥所図会』の増刷に合わせて出版社の方で作ってもらったＰＯＰです。まだ、書店の店頭で見たことはないのですが、暇にあかしてあちこちの書店に足を運んでおります。&lt;br /&gt;
鬼才の誉れも高いモリミーこと森見登美彦さんのご推薦のことばがひときわまばゆく輝いております。&lt;br /&gt;
屋根に寝ころんでる戸主の姿も、このＰＯＰ限定ですね。&lt;br /&gt;
この作品では、とにかくイラストの三木謙次さんにお世話になっておりまして、おそらく売れ行きの半分くらいは絵の力ではないかと思っています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このＰＯＰ、見かけた方がいらっしゃったら、一言、どこで見たよとコメントしていただければ、押っ取り刀で駆けつけます。よろしく。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>作品紹介</dc:subject>

<dc:creator>YoYa</dc:creator>
<dc:date>2007-10-04T09:08:06+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_0016.html">
<title>登場人物紹介（１２）　賀茂角足</title>
<link>http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_0016.html</link>
<description>紫微中台の職場における主人公戸主の直属上司。 紫微少忠の戸主が課長さんだとしたら...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2007/09/25/tunotari_face.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=59,height=65,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Tunotari_face&quot; title=&quot;Tunotari_face&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2007/09/25/tunotari_face.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;110&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;紫微中台の職場における主人公戸主の直属上司。&lt;br /&gt;
紫微少忠の戸主が課長さんだとしたら、紫微大忠の角足は部長さんというところ。もっとも本業は数百人を率いる軍隊の長ですから、根っからの軍人です。直情型で他人の気持ちを細やかに思いやったりはできませんが、反面、裏表のない、さっぱりした気象の持ち主で、戸主とはこっちの世界でもあっちの世界でも腐れ縁のようにしょっちゅう出くわしますが、結構気があっているようです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;自らが参画して破れた橘奈良麻呂の乱のいきさつから、藤原仲麻呂には深い恨みを抱いていて、しつこくつけねらいます。それが史実にどのように影響するかは、読んでのお楽しみ、ということで……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ちょっと本文を引用。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;（恨みがあるからといって角足殿のところに来るとは限らないのではないですか。失礼ながら、それならおれや畷だってあなたに意趣返しに行ったっていいわけで……）&lt;/strong&gt;&lt;br /&gt;
&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2007/09/25/tunotari.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=230,height=245,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Tunotari&quot; title=&quot;Tunotari&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2007/09/25/tunotari.jpg&quot; width=&quot;150&quot; height=&quot;159&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: right; margin: 0px 0px 5px 5px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;「お主は、わしになにか恨みがあるのか」角足は片目だけのどんぐり眼を見開いて戸主を見る。&lt;br /&gt;
（ありますとも。国家珍宝帳の仕事を好き勝手に妨げてくれたではありませんか。おれはともかく畷が過労で斃(たお)れたのは、半ばはあの妨害のせいです）&lt;br /&gt;
「知っとったんかい」&lt;br /&gt;
（知ってたこと、知らなかったんですか）戸主は思わずため息をつく。これが上司だったんだからなあ。&lt;br /&gt;
「済まぬ。とくにあの畷という坊やには悪いことをした。あのころは仲麻呂めと争うのに必死で、ついお主らの献納の仕事を利用してしまった。この通りだ」&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>作品紹介</dc:subject>

<dc:creator>YoYa</dc:creator>
<dc:date>2007-09-25T14:25:38+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_7c01.html">
<title>登場人物紹介（１１）　藤原永手</title>
<link>http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_7c01.html</link>
<description>藤原北家の次男。 一般に、橘諸兄に奪われた政治的実権を取り戻すべく立ち上がった藤...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2007/09/25/nagate_face.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=55,height=68,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Nagate_face&quot; title=&quot;Nagate_face&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2007/09/25/nagate_face.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;123&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;藤原北家の次男。&lt;br /&gt;
一般に、橘諸兄に奪われた政治的実権を取り戻すべく立ち上がった藤原氏の若きホープが藤原仲麻呂、ということになっているのですが、仲麻呂の目的は己一個の栄達にあったというほうが近く、実の兄豊成を太政官から左遷したり、この永手や百川（この人物はとっても面白い！　いずれ「続編」で登場させるつもりです）など、藤原家の内部にも敵をつくってしまいます。その辺も仲麻呂の乱で味方に恵まれなかった理由かと思います。ま、自業自得ですな。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そうそう、永手の話です。この人は相当の野心家と思われますが、仲麻呂政権の間中、牙を隠してひたすら目立たないようにしていたらしく、太政官のそこそこの地位にありながら事件や陰謀にも巻き込まれず、ついに左大臣の地位に登り詰めます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;現代の政治家に例えるなら福田康夫みたいな性格で、けっして本心を明かさず、打算と陰謀でうまく政局を乗り切ってゆきます。主人公戸主とはもちろんソリはあわないながら、戸主も真備も、この人物の性格を知り抜いた上で結構有効に利用している節があります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ちょっと引用。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;「奈良麻呂殿が、少納言の秋篠王殿を連れ、難波宮(なにわのみや)に出かけられたそうです」&lt;br /&gt;
「だからどうした」&lt;br /&gt;
　戸主は声を潜めた。「秋篠王は内印を携えておいでです」&lt;br /&gt;
「なんだと！」あまりのことに永手は絶句し、両手で顔を覆ったが、指の間からいまいましげなつぶやきが漏れた。「この期に及んで、愚かな」&lt;br /&gt;
　内心おかしくなった。この期もあの期も、反仲麻呂派の企みは立派なくらい終始一貫していて、変わったのはここで話を聞いていた永手の打算だけだ。やはり蝙蝠男は利口者だ。兄人にいわせれば政治家の鑑(かがみ)だろう。ともあれ宮中から内印を持ち出すのは大罪である。おそらく七七忌を目前にして焦った奈良麻呂が、献物帳への捺印を阻止しようとしての悪あがき。仲麻呂の敵としてはちと役者不足というしかない逆上ぶりだ。&lt;br /&gt;
「公になればただでは済みますまい。私は献物帳に無事御璽さえいただければ、ことを荒立てるつもりはございませぬ。これより急ぎ難波宮に赴き、秋篠王殿をお連れするつもりです」&lt;br /&gt;
「好きにすればよかろう。わしに相談することではない」永手は不機嫌な声を出す。&lt;br /&gt;
「秋篠王殿がおむずかりになられれば、火急のことゆえちと無茶をしてでもお連れしなくてはなりません。永手殿には、ゆくゆくそれが問題にならぬよう太政官や中務省の方々にお執り成し願いたいのです」&lt;br /&gt;
「おまえは頭がおかしいのか」いらだった永手はついに怒声を上げた。「なぜこのわしに、そのようなことができると思うのだ！」&lt;br /&gt;
「なあに、東院の池の鯉から小耳に挟んだまでですよ」&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>作品紹介</dc:subject>

<dc:creator>YoYa</dc:creator>
<dc:date>2007-09-25T14:13:05+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_aaba.html">
<title>登場人物紹介（１０）　弓削道鏡</title>
<link>http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/2007/09/post_aaba.html</link>
<description>道鏡は河内の弓削出身の一介の看病禅師だったのですが、孝謙上皇の「治療」に効があっ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2007/09/25/doukyou_face.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=53,height=61,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Doukyou_face&quot; title=&quot;Doukyou_face&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2007/09/25/doukyou_face.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;115&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;道鏡は河内の弓削出身の一介の看病禅師だったのですが、孝謙上皇の「治療」に効があったとかで栄達を重ね、同時に孝謙上皇から寵愛、というか文字通りの恋仲になっていきます。看病禅師が高貴のお方を治癒して出世した例といえば、30年近く前、藤原宮子と玄昉法師の関係を思い起こすところですが、宮子と玄昉が男女の関係にあったという話は伝わっていませんので、それがさらにエスカレートするとこうなる、ということです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;さて、この作品を書くにあたって、人物像の構築にこれほど悩み抜いた登場人物はいません。尊敬する故・黒岩重吾先生は『弓削道鏡』で、権力欲も性欲も人一倍のギラギラした野心家を、しかも肯定的に描いており、これはこれで好きな作品なのですが、どうも私の体質に合いませんし、屋上屋を重ねることもありません。&lt;br /&gt;
そこで、せっかくの「冥所図会」ですから、あっちの住人の力を借りて（名前は伏せます）、自分なりの道鏡像を描いてみました。古代に行って確かめることはできませんけれど、神託事件以降に伝えられている事跡とか、下野国分寺跡を取材したときの印象などからすると、案外こんなところだったのかも知れないな、と密かに思っております。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2007/09/25/doukyou.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=146,height=290,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Doukyou&quot; title=&quot;Doukyou&quot; src=&quot;http://yamanoguchi.cocolog-nifty.com/blog/images/2007/09/25/doukyou.jpg&quot; width=&quot;149&quot; height=&quot;297&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: right; margin: 0px 0px 5px 5px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ラスト近くの、禁煙しおえて脂っ気が抜けてしまったオトーサンみたいな道鏡は、われながらちょっと笑ってしまいます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ここで本文を引用。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;「主上、ただいまより清麻呂の持ち帰った神託が真正のものか否かを、明らかにしてご覧にいれましょう」&lt;br /&gt;
「手荒なことはいやですよ」主上はぼんやりと疎ましげにいった。&lt;br /&gt;
「ご安心召されよ。わが法力にものをいわせるまで」道鏡はにやりと笑い、清麻呂一人を自分の正面に呼び寄せる。「私の顔を見るのじゃ。決して眼を逸らしてはならぬ」&lt;br /&gt;
　そして手で込み入った印を結び、呪文を唱え始めた。印は、両の手のひらを合わせ、中の指三本だけを互い違いに組んで鳥の羽の形にしたものである。&lt;br /&gt;
「オン・マユラ・キランデイ・ソワカ……」&lt;br /&gt;
「なにが始まるのかしら」広虫が不安そうにつぶやく。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>作品紹介</dc:subject>

<dc:creator>YoYa</dc:creator>
<dc:date>2007-09-25T13:49:02+09:00</dc:date>
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