作品紹介 情報系

2007年7月15日 (日)

グランドコンサイス英和辞典 (2001 三省堂)

Grand_concise
三省堂が出した、携帯版では日本最大36万項目収録の英和辞典。

ぼくは、明治大学の石川幹人助教授(現教授)、フリー・エンジニアの野口直夫さんと共同で、コンピュータ・情報関連用語約25,000語の執筆にあたりました。

養老孟司先生からオビにつぎのような推薦文をいただいて、約3年にわたる執筆作業の努力が報われた気がしています。

「この辞典は広範囲な分野が扱われており、どのような目的で使う読者であっても、不満を感じないで使えるのではないかと思われる。とくに理科系の用語が豊富で、コンピュータ用語などはこれだけでその専門辞典を兼ねるのではないかと思えるほどである。」

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オブジェクトデータベースのエッセンス M.E.S.Loomis著 野口喜洋訳 (1996 トッパン)

Essentials
技術者としての、おそらくは最後の翻訳書。ODMG-93策定の中心人物の一人であったメアリー・ルーミス女史による、センスのよい解説書です。Khoshafianの本ほどべたっと全体を論じるよりは、むしろ「なぜオブジェクト・データベースか」を、プログラマ、データベース管理者などの複数の視点から多角的に論じることに主眼をおいています。

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オブジェクト指向データベース S.Khoshafian著 野口喜洋・小川束訳 (1997 共立出版)

Object_database
日付は新しいのですが、2冊目の翻訳書です。オブジェクト・データベースの詳細な解説書です。雑誌「bit」の別冊として出されたものを、後に単行本の形式で出版しなおした本です。

上級プログラマの間では誰知らぬ者もなかった雑誌「bit」も、ついに廃刊してしまいました。かと言ってプログラマの全体レベルが向上したのかと言えばそうでもなく……。日本のソフトウェア産業はいったいどこに行ってしまうのでしょうか……って、要するに社会的地位が低すぎるんだと思うな。

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オブジェクト・データベース標準:ODMG-93 R.G.G.Cattel著 野口喜洋他訳(1995 共立出版)

Odmg93
最初の翻訳書。当時、オブジェクト技術の標準化案策定に関わっているメンバーを集めて、オブジェクト・データベースの標準として有力であったODMG(Object Database Management Group)の規格を紹介した本です。

その後、オブジェクト・データベースは主としてベンダー間の仲間割れから、Oracleなど既存のリレーショナル・データベースの拡張版に市場を奪われ、地理情報データベースなどのニッチに押しやられてしまった感があります。技術の未来は5年先と言えどもなかなか予見できないものです。

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C++:オブジェクト指向への10steps(1993 啓学出版)

10steps
はじめて出版した本です。啓学出版は情報科学など理科系の出版社としてはわりあい大手でしたが、その後倒産。自動的に絶版となりました。

Cプログラマを対象に、プログラミング言語C++の使い方と、オブジェクト指向プログラミングの考え方を、禅の「十牛図」になぞらえて10の段階に分けて説いた解説書です。

いま読み返すと、文章にもアラが目立つし、技術書としての手際もイマイチではありますが、思えばこのときから、本を書きたい」という欲望の虜になっていったような気がします。

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