日記・コラム・つぶやき

2014年4月 9日 (水)

新年度開始!

今日から大学の新年度がはじまる。
僕は毎年、2つの大学で、のべ500人くらいの学生さんを教えているけれど、今年はどういう学生に出会えるか楽しみである。非常勤ながら教員という職業についていることのオマケみたいなものだ。

ずいぶん長いこと、ブログの更新をさぼってしまった(なんと2年くらい)。いっそ閉鎖も考えたけれど、大学の教材置き場に使っていることもあり、やめるとかえって面倒なので、細々続けている。一時はtwitterにも顔を出したが、これも開店休業中。最近やっているのはEvernoteくらいのもの(これは便利だ)。

情報科目の教員としてこれでよいのかと思わないでもないが、自分の生活や性格に合った物(サブメディア)を、長年にわたっていろいろつまみ食いしたり、捨てたりした結果、こうなったのだから、ある意味これが最適なのであろう。

というわけで、今後も当ブログは細々続けていきます。怠惰な管理人ゆえ、頻繁な更新は期待しないでください。

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2012年4月11日 (水)

スキャナとバイクと猫

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みなさん、お久しぶりです。
なんと1年以上、ブログを放置してしまった。Twitterにも顔を出さなかった。
その間、何をしていたかと言えば、一家を挙げて、一人息子の中学受験をサポートしていたのである。わが家にとっては2年掛かりの一大プロジェクトであった。
おかげさまで成果が出せ、息子は昨日から目黒にあるなにやら海軍カラーの中高一貫校に通うようになった。今まで家から20メートルしかない小学校への通学だったので、慣れるまでには時間がかかるだろうが、まあがんばれ。
親としては、あと6年は受験のことを考えなくて済むのは、とてもありがたい。

さて、この写真は、最近のわが家の書庫である。タイトルの「スキャナと本とバイク」には何の関係があるのか、と思うだろうが、その3つは「自炊」に関係しているのだ。

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2011年2月14日 (月)

Twitterはじめました

人もすなるTwitterを我もしてみむとてすなり。
ユーザ名はYoYamanoguchiです。

でも何だか使い方よくわからんのだよな。
しばらくは本でも読んで勉強します。
さしあたりファンノベ賞を中心にフォローしますから邪険にしないでね。

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2010年1月 4日 (月)

隣のケータイ、トテチテタ

一昨日から昨日にかけて妹の家族が泊まりにきた。二歳四ヶ月になった姪っ子がやたらとしゃべるようになっていた。ウチの長男の時を思い起こしても、どうやら女の子の方が言葉の発達は早いようだ。

幼児の言葉の発達をつぶさに見るのは何より楽しい。姪っ子のボキャブラリーはたぶん数百語くらい。脳内に概念を持っていない言葉については、みんな知っている似た言葉に置き換えてしまう。だから『おもちゃのチャチャチャ』を歌うと、「鉛の兵隊、トテチテタ」が「隣のケータイ、トテチテタ」になるのである。鉛も兵隊も知らないからだ。

たしかに電車なんかで、隣のケータイがトテチテタと鳴りだすことはある。笑うより先に、うまいこと言うなあ、と感心してしまった。

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2009年12月31日 (木)

台湾環島バイク紀行 アップします

ということで、お蔵入りして宙に浮いてしまった台湾バイクツアーの記録を、載せてしまうことにする。

新書版で60ページかそこらあります。
バイクが好きな人、台湾が好きな人、両方好きな人には面白いかも。
一言で言えば、「台湾は天国だ。特にバイク乗りにとっては」。

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今年もあと数時間

2009年も、あと数時間を残すだけになった。

当ブログの更新はサボりまくりで、なんと2月はじめから11ヶ月も投稿しなかった。
おかしなエロ宣伝系コメントやトラックバックは放置されっぱなしだし、読者にもう死んだと思われたとしても文句は言えない。生きていることを知っていたのは、家族と十人程度の友人/知人、それに大学の学生さんくらいだったであろう。

実を言えば今年は踏んだり蹴ったりの年で、ブログを更新しようという気力すら湧かなかったというのが正直なところだ。計画や意欲が全部空回りして、何の成果も残すことができなかった。

張り切って台湾にまで取材に行ったバイク本はノンフィクションから撤退を決めたとかいう出版社の都合で一方的にお蔵入りになるし、新作の小説は遅々として進まず、今年は一冊も新作が出せなかったし、これまでどこからかは声がかかっていたエッセイ/コラムの注文もパッタリとこなくなるしで、ああ、不況は、われわれフリーの人間には、こういう形で襲いかかってくるのかと、しみじみ思い知った次第であった。

秋口から年末にかけては、親戚の死と、それに続く遺産相続のごたごたに巻き込まれもし、とても小説どころではない日々も続いた。

と、今年の愚痴は愚痴として、来年は心機一転、自分が小説家であることを再確認する年にしたいものだと思う。

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2008年7月19日 (土)

「週刊現代」リレー読書日記がゴールイン

「週刊現代」で1年の任期で担当してきた「リレー読書日記」だが、最終回の原稿をついさっき、編集部の戸井さんに送り終えて、ほっと一息である。
この一年のメンバーは、

 原武史、東川端参丁目、桜庭一樹、山之口洋

だったのだが、桜庭さんは『私の男』で直木賞を取り、原さんは『滝川コミューン一九七四』で講談社ノンフィクション賞を取った。我が身を振り返って何をしているのだろうと思わざるを得ない。
それはともかく、この仕事は歴史・時代小説についての考え方を整理するのに非常に役立った(それに、火の車の家計にも)。この一年で取り上げた作品をまとめておく。

リレー読書日記 書評書目一覧

第1回 2007年9月
 吉原手引草 松井今朝子 幻冬舎
 銀漢の賦 葉室麟 文藝春秋

第2回 2007年10月
 薩摩スチューデント、西へ 林望 光文社
 廃帝綺譚 宇月原晴明 中央公論新社
 怪力乱神 加藤徹 中央公論新社

第3回 2007年11月
 烏金 西條奈加 光文社
 箕作り弥平商伝記 熊谷達也 講談社
 江戸は心意気 山本一力 朝日新聞社

第4回 2007年12月
 夢枕獏 陰陽師 夜光杯ノ巻 文藝春秋
 澤田ふじ子 土御門家陰陽事件簿 逆髪 光文社
 戸矢学 天眼 光秀風水綺譚 河出書房新社

第5回 2008年1月
 鳥羽亮 剣豪たちの関ヶ原 徳間書店
 北方謙三 独り群せず 文藝春秋
 宮尾登美子 篤姫の生涯 NHK出版

第6回 2008年2月
 和田竜 のぼうの城 小学館
 月芝居 北重人 文藝春秋

第7回 2008年3月
 名将 山中鹿之助 南原幹雄 角川書店
 裏切り涼山 中路啓太 講談社
 異譚・千早振る 鯨統一郎 実業之日本社

第8回 2008年4月
 桃山ビート・トライブ 天野純希 集英社
 夢霊(ゆめだま) 桑原美波 講談社
 相棒 五十嵐貴久 PHP

第9回 2008年5月
 新・御宿かわせみ 平岩弓枝 文藝春秋
 岩倉具視 言葉の皮を剥ぎながら 永井路子 文藝春秋

第10回 2009年6月
 日と月と刀 丸山健二 
 路傍に死す 冬の蝉 坂岡真 徳間書店
 時代小説の勘どころ 寺田博 河出書房新社

第11回 2009年7月
 寒夜 李喬(リー・チャオ) 国書刊行会
 台北人 白先勇(パイ・シェンヨン) 国書刊行会
 星雲組曲 張系国(チャン・シークオ) 国書刊行会
 迷いの園 李昴(リー・アン) 国書刊行会

 その他計12冊(台湾文学特集)

最終回 2009年8月
 曙光 羽太雄平 角川書店
 夕陽(せきよう)の梨 五代英雄伝 仁木英之 学研
 享保のロンリー・エレファント 薄井ゆうじ 岩波書店

合計42冊。よく読んだなとも思うし、なんだこれだけかという気もする。1年を終えてみて思うのは、十年一日のように思われがちな歴史小説ジャンルも、結構なスピードで変化しつづけているなということ。伊坂さんの小説のキャッチじゃないが「歴史小説、まだまだいけるジャン」という感じだ。

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2008年6月23日 (月)

突然 ビグスクオヤジ!

最近、何も新しいことに挑戦していない気がして、何かやろうと考えた末、普通二輪の免許を取ることに決めたのが2ヶ月ほど前の3月20日。自宅から最寄りの「市川中央自動車学校」に9万円くらい納めて「普通二輪AT」つまりいわゆるビッグスクーター向けのコースを受講することにした。いまやF1さえATである時代に、いちいちマニュアルでミッションを切り替える意味を感じないし、その趣味もないからである。
二輪に関してはトラウマがあって、15年くらい前に原付に乗っていた頃、当時つとめていた会社からの帰り道で転倒し、右の鎖骨を骨折したのである。川崎市生田の、専修大学の校門前だった。数日の入院。
それ以来、自分の人生は二輪に縁がないものとあきらめ、心して遠ざけて来たのだが、15年経って誘惑に抗しきれなくなったのである。
それに、二輪に乗るのもまあ70までとすれば、楽しめる時間はあと20数年しかない。やりたいことを我慢していてもしかたがないし、ついに心中密かに軽蔑していたバイクオヤジになってしまった。
普通自動車の免許なら、取って30年近くになる。どうも当時の教習所というのは、ストレスに満ちた、やな奴が多い場所だったような記憶みたいなものがあったのだが、最近の教習所は大違い。毎朝一番で積極的に通ったせいもあり、楽しく全課程を3週間ほどで終えることができた。
晴れて免許も更新すると(思いがけず、ゴールド免許をもらえた)、やはりどうしても二輪車が欲しくなる。緊縮家計も顧みず、妻の冷たい視線にも耐え、走行1000キロに満たない新同の中古で、4月末にSUZUKIのスカイウェイブtype Sというのを手に入れた。それがこれ。

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現在執筆中の新作に合わせて「ブルードール」と呼ぶことにした。
私は毎年、夏の2ヶ月間は北軽井沢で本を読み、本を書いているのだけど、今年は新しいオモチャができたので、夏休みの待ち遠しさもひとしお。ハヤクコナイカナ。

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2007年9月 7日 (金)

ブログへの一元化完了

どうせ暴風で眠れやしないので、夜中に起き出して、長年の懸案であったブログへの一元化作業をポチポチやっていた。これまでは、申し訳ばかりのホームページと、ブログとの二重構造だったのである。大学での講義資料をホームページ側に置いていたために、そんなことになっていたのだが、今日でめでたく、すべてのコンテンツをブログ側に移し、ホームページにはお亡くなりになってもらった。
明け方までかかって作業は終わり。もちろんドメイン「yamanoguchi.com」はブログ側にリダイレクトした。

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2007年9月 6日 (木)

「週刊現代」リレー読書日記がはじまる

この間、『天平冥所図会』の著者紹介インタビューを「週刊現代」がやってくれた。
そのついでに(といっては失礼だが)、「リレー読書日記」なる書評欄を担当する話がいきなりやってきた。世の中、捨てる神あれば拾う神ありとでもいうのか。
このコーナーは任期一年で、この8月からは

原武史、東川端参丁目、桜庭一樹、山之口洋

の4人で回り持ちだから、ほぼ月1回で12回バトンが回ってくることになる。
ビッグネームの中に混ぜてもらってちょっと緊張。どうやら桜庭さんと二人がフィクション担当なので、時代・歴史小説(面倒なので、これからは「歴史小説」で両方を総称することにした。「現代」の記事中でも同様)を中心としたあたりをテリトリーだと考えることにした。

もとより歴史小説はよく読むほうだけど、さほど体系的に読み、考えたわけでもないので、リハビリがてら最新の時代小説を25冊ばかり乱読してみた。このジャンルの構造がおおむねわかった。私なりの問題意識は、同誌9月8日号に掲載した

従来からの読者と新しいファンの溝を埋めるガイドを目指し 山之口洋

に書いたので、そちらをお読みください。
これから一年間は、歴史小説漬けの日々が続きそう。

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