« 2011年2月 | トップページ | 2012年4月 »

2011年3月

2011年3月 6日 (日)

内田剛さんによる感想

『暴走ボーソー大学』の出版から1ヶ月と少し。読んでくれる人はそこそこ増えたけど、感想を寄せてくれる人はまだまだ少数。
そこで、ごく早い時期に三省堂書店の内田剛さんからお寄せいただいた感想を、ご本人のご厚意により、このブログで紹介させていただきます。内田さんと言えばカリスマ書店員として名高い方。作者としてこれにまさる光栄はありません。

-----
いつも大変お世話になっております。
『暴走ボーソー大学』ゲラありがとうございます。
いやいやいや、楽しく拝読させていただきました。
この荒唐無稽さは個人的に大好きです。
(普段とても折り目正しい生活をしておりますので。)
大風呂敷を広げるだけ広げて、こりゃ一体どうなることやらと思いましたが、
ラストは見事な着地で、拍手喝采。新鮮な驚きとともに、
さすがは山之口洋!いよっ、ファンタジーノベル大賞作家!と思いました。
(しかし『オルガニスト』から10年以上とは…感慨深い…)
登場人物のそれぞれのキャラが際立ち、かつ躍動し、
ベタな表現で恐縮ですがハラハラドキドキの展開を堪能できました。
その型破りなボーソーぷりには、共感を超えて羨ましささえ感じます。
「最近、面白い本に出会っていない!」という読者にこそオススメ。
牧歌的ともいえるユルさと巨悪に立ち向かうシビアさが、
絶妙にブレンドされていて癒しと刺激に満ちています。
2011年、最初の驚きと収穫はこの一冊ということで、
売り方、工夫したいと思います。(装丁も非常に気になるところ…)
こんな感じでどうぞよろしくお願いいたします。
-------------------------------------------------
株式会社 三省堂書店 営業本部
内田 剛

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2011年3月 4日 (金)

舞台紹介(2) 行行林進のふるさと

Odorobus

作中でお馬鹿学生たちの活動に「大人の常識」を注入する役割の行行林進(おどろばやしすすむ)講師ですが、この変な姓は、船橋市内の地名に由来します。もう八千代市との境界に近い辺り。

なんでこれを「おどろばやし」と読むかと言えば、昔、この辺りを歩いていると、行けども行けども林が続くので「おどろいてしまう」という、なんだか間抜けなエピソードから。たしかに作品の舞台になる房総や千葉県内陸部は、どこに行っても雑木林と竹林だらけです。いずれ人類が滅亡したら、房総半島はまた雑木林と竹林で埋め尽くされた巨大な「おどろばやし」になると思われます。

初対面の人は誰も読んでくれないこの姓ですが、シンジの父親である西川精肉店の二代目・西川大吉は、「秘密のケンミンショー」の某マスターよろしく、
「あなた、船橋市の出身だね」
と行行林の故郷を言い当てます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年3月 2日 (水)

舞台紹介(1) シンジの実家・「西川精肉店」のモデル

110224_110337s

主人公・西川慎次の実家のモデルになった、上総牛久町にある○川精肉店です。

バイクでツーリングした折など、僕はしょっちゅうこの店のメンチカツとコロッケのお世話になります。雨上がりのせいか、写真には写っていませんが、普段は店先に、作品にも書いたような木(竹?)のベンチが出ていて、近所の中学生なんかがそこでコロッケをかじって行きます。大の大人がそれをやるのは恥ずかしいかと言えば、ライダージャケット姿ならかえってちょいわる親父っぽくサマになる、というのが僕の勝手な解釈。

ここの親父さんはちょっと変わった頑固親父で、紙袋に入ったメンチをその場で食おうとすると、
「ソース要りますか?」
「じゃ、ちょっと」
「でも、下味がついてますから、このままでも旨いですけどねえ」
って、じゃあ聞くな! でもその言葉通り、ここのはソースかけない方が旨い! どちらも95円と懐にも優しいお値段。

もちろん、作中で慎次の親父が暗躍したというのはフィクションです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年2月 | トップページ | 2012年4月 »