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2011年2月 9日 (水)

登場人物紹介(8) 行行林(おどろばやし)進

Odorobayashi

 登場人物紹介もこれで最後。

 行行林(おどろばやし)進 通称OK(オジャマ・コーシ)。環境情報学部の所属で、情報科目を担当する非常勤講師。脱サラして小説家になったものの、いまだに専業では食えず、割のいいバイトのつもりで講師稼業を続けている。当然、大学への忠誠心や帰属意識などさらさらない。大学廃校が本決まりになってからは、就職活動に浮き足立って休講の山を築く教授たちの代講を引き受けるうち、顧問となった極楽鳥研究部を巻き込んで真相究明調査に深入りしていく。その目的は謎。極研メンバーの議論に『大人の常識』というエッセンスを加えるのが役割といえば役割。
 まあ、ありていにいって作者自身の分身ですね。十年以上におよぶ大学講師生活で、あからさまに言えない本音はみんなこのキャラに代弁させてしまいました。
 それにしても、スカイエマさんはぼくの顔、知らないはずなんだけど、イラストになってみると、異様なまでに似ているなあ……。

 本文から少し引用……

「先生は逃げ出さないでいいんですか?」
 最前列に座っていた楠葉が行行林に声をかける。からかうのではなく、素朴な疑問、という口調だ。背を向けてチョークで「経・営・学……」と書いていた行行林は、みみずのスケートみたいな字で「とは何か?」と一気に書き上げ、バンと黒板を叩いた。
「僕には逃げ場がないんだ!」
 教室がワッと湧く。本来の自分の講義では、説明は要領を得ず、ギャグは滑りまくるため、学生の間でひそかに「世界一フケたい授業」の異名を取っているくせに、今日はいったいどうなってるんだ、とシンジは思う。

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コメント

おぉ。読み進むまでこちらのキャラ紹介を見ないようにしてたのですが、キャラ全員出たところで行行林先生を見てみると。。。私のイメージ通り、山之口さんがモデルだったんですね!!
毎日少しづつ読んでいるので、なかなか感想までたどり着いてません。でもでも、めっちゃドキドキして面白いです!

投稿: ヒース | 2011年4月15日 (金) 10時54分

ヒースさんしばらく!
スカイエマさんは私の姿形をご存じないので、文章だけを頼りにキャラをつくっていただいたんですが、それが私にうり二つということは、行行林が私の分身であり、かつ、同じ生活哲学を持った人間は同じような姿形になる、という証拠なんでしょうね。

ラノベを読み慣れた読者が一気読みして、わからない、読みにくい、スカッとしないなど、言いたい放題言われてますので、ちびちび読まれるほうが正解かと。

さて、これからTY大に「情報学基礎論」の講義に行ってきます。

投稿: YoYa | 2011年4月27日 (水) 13時16分

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