麦酒アンタッチャブル
バイク三昧の日々を送っている間に、大事なお知らせが遅れてしまった。
8月末に新作が出ました。七作目です。なんだかんだ言いながら、今年でデビュー十周年になる。十年で七作というのは情けないので、もう一つ大作をぶちかましてやろうと思うのだが、なかなか思うに任せない。
それはさておき、今度のは(いつものことながら)これまでのどの作品とも違うテイストの「役人コメディ」。自分で説明するのはむずかしいから、公式の解説を借りれば、
「コップ5杯のビールなら、3杯は税金だ」財務省酒税課に出向中のキャリア警官魚崎は、アルマーニを着る変わり種官僚の根津に、ある秘密パーティへ誘われた。熱気あふれる会場に集う怪しげな紳士淑女。彼らは非合法の麦酒自家醸造家たちであった。魚崎は、自らも密造に手を染めてしまう。だが、これこそ、自称特別捜査官・根津の狙いだった!アンタッチャブルな暴走官僚に翻弄される魚崎。そして、自ビール愛好家たちとの、妄想だらけの闘争!悪夢の脱税取締の行方は!?芳醇なコク、極上のキレ味!傑作エンターテインメント誕生。
ビールと言えばこの人! というわけで、デビュー以来大変お世話になっている椎名誠さんにお願いして、
「嬉しくて怖くて ビール好きにはヤバイ話だ でも最後にぐわっと元気が出るぞ。」
というありがたい帯をいただいた。
装丁は松昭教さん。表紙は「枝豆を載っけたキリスト」とばかり思っていたら、バッカスだとのこと。
本文挿絵は浅賀行雄さん。本文中のわずかな記述からキャラを造形していただいた手腕に舌を巻く。特に敵役カポネの「ちょい悪オヤジ」風のルックスには書いた本人が笑い出してしまった。
というわけで、ビール好きにもそうでない人にも、ジョッキ一杯のビールのように取りあえず飲んで欲しい。はじめてのノベルスなので、値段もちょうどそれくらいの900円だ!
| 固定リンク
「作品紹介」カテゴリの記事
- 麦酒アンタッチャブル(2008.09.23)
- 登場人物紹介(10) 弓削道鏡(2007.09.25)
- 幻(?)のPOP(2007.10.04)
- 天平冥所図会 (2007 文藝春秋)(2007.07.15)
- 登場人物紹介(12) 賀茂角足(2007.09.25)



コメント