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2007年10月30日 (火)

山之口家のけったいなIT道具たち(1) 偉い人キーボード

私はもとIT屋なので、小説を書くのももちろんパソコンで書きますし、自分が必要とするものはいろいろ分解したり組み合わせたりして自分で作ってしまいます。とはいえ、本当に必要だったかどうか後で考えて首を捻るものも多いくらいなので、作った手間が自分一人の作業量軽減に役立っているか、すなわちペイしているかは疑問です。
「開発」って自分一人で使うのならやめといた方がいいようなもので、多くのヒトに使ってもらってこそではないかと思いもしますが、ま、好きなものはやめられません。好きなものをやめたら体に悪いかも。

そのあげくに、山之口家の書斎および書庫には、過去に作ったけったいなIT道具たちがひしめいています。数年前に「本コ」こと雑誌「本とコンピュータ」や「オール読物」に紹介した、立って執筆するための部屋、「ライティング・ブース」は今年の初め、場所ふさぎだとて撤去されてしまい、後にはより楽ちんな執筆用ソファが置かれました。
「寝パソ」はいいアイデアだと思ったのですが、寝た姿勢で書いているといくらも書かないうちに寝てしまう、ということが判明したために、開発が頓挫しています。

この特集では、そうした雑多なIT道具のうち、なんとか使い物になっているものを紹介してみようと思います。なにせ道楽でやっていることなのでヒトにアピールできるかどうか疑問ですが、もし作り方などお知りになりたい方がいればご連絡くださいませ。

で、トップバッターはこれ、通称「偉い人キーボード」です。

Sany5157_2


見ての通り、右手と左手にスッパリ分かれたキーボードです。
もちろん、そこらのキーボードをノコギリで切ったわけではなく(それで動くならためらうことなくそうしますが)、元ネタがあります。エルゴノミクスキーボードの雄、Kinesis社のFreestyleキーボードです。価格は1万8000円くらい。
これは本体が左右に分かれてはおりますが、間を繋ぐケーブルが短すぎて、かねて憧れの「偉い人キーボード」を作るにはまるで足りません。そこで思い切って間のケーブルをニッパーでぶった切ってしまいました。どうせUSBケーブルで繋げば済むと高をくくっていたのです。

中から細~いケーブルが20本現れたときには、「大変なことをしてしまった」と呆然としました。私、てっきり右側の本体にUSBハブが内蔵されていて、左右のキーボードともUSB機器として認識されると信じていたもんですから。実際はなんと、キーボードを左右に分ける、人間ならば正中線を横切るすべての配線をケーブルで引き延ばしただけの、恐るべき簡単構造だったのです。

構造は簡単でも改造は至難の業。20本のケーブルを、ちょっと老眼が始まっている目には厳しい半田付けで、サンハヤトの適当な基盤に付け、別途買ってきた20芯ケーブル(本物よりはるかにゴツい)と接続して見ましたが、無事に動作するも1日持ちませんでした。そこで、困ったときのフラットケーブル+コネクター頼みで、本体の細~い20芯ケーブルをフラットケーブル用メスコネクタにつけ、別途店で圧着加工してもらった20芯のフラットケーブルとPC基板用端子を介して付けることにしました。この方式の利点は、半田付けがいらないこと。ケーブルの長さが自由に決められ、必要に応じて変えられることでしょうか。

長年夢見ていた「偉い人キーボード」が完成です。なぜ「偉い人」かといえば、このようにソファの肘掛けに乗せて使う姿勢を想像してみてください。後ほどご紹介する「スタンド・モニタ」と併用すれば、机いらずのパソコン・ライフが楽しめます。

Sany5161_2

やっぱり寝ちゃう気がするけど。

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