登場人物紹介(12) 賀茂角足
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藤原北家の次男。
一般に、橘諸兄に奪われた政治的実権を取り戻すべく立ち上がった藤原氏の若きホープが藤原仲麻呂、ということになっているのですが、仲麻呂の目的は己一個の栄達にあったというほうが近く、実の兄豊成を太政官から左遷したり、この永手や百川(この人物はとっても面白い! いずれ「続編」で登場させるつもりです)など、藤原家の内部にも敵をつくってしまいます。その辺も仲麻呂の乱で味方に恵まれなかった理由かと思います。ま、自業自得ですな。
そうそう、永手の話です。この人は相当の野心家と思われますが、仲麻呂政権の間中、牙を隠してひたすら目立たないようにしていたらしく、太政官のそこそこの地位にありながら事件や陰謀にも巻き込まれず、ついに左大臣の地位に登り詰めます。
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どうせ暴風で眠れやしないので、夜中に起き出して、長年の懸案であったブログへの一元化作業をポチポチやっていた。これまでは、申し訳ばかりのホームページと、ブログとの二重構造だったのである。大学での講義資料をホームページ側に置いていたために、そんなことになっていたのだが、今日でめでたく、すべてのコンテンツをブログ側に移し、ホームページにはお亡くなりになってもらった。
明け方までかかって作業は終わり。もちろんドメイン「yamanoguchi.com」はブログ側にリダイレクトした。
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この間、『天平冥所図会』の著者紹介インタビューを「週刊現代」がやってくれた。
そのついでに(といっては失礼だが)、「リレー読書日記」なる書評欄を担当する話がいきなりやってきた。世の中、捨てる神あれば拾う神ありとでもいうのか。
このコーナーは任期一年で、この8月からは
原武史、東川端参丁目、桜庭一樹、山之口洋
の4人で回り持ちだから、ほぼ月1回で12回バトンが回ってくることになる。
ビッグネームの中に混ぜてもらってちょっと緊張。どうやら桜庭さんと二人がフィクション担当なので、時代・歴史小説(面倒なので、これからは「歴史小説」で両方を総称することにした。「現代」の記事中でも同様)を中心としたあたりをテリトリーだと考えることにした。
もとより歴史小説はよく読むほうだけど、さほど体系的に読み、考えたわけでもないので、リハビリがてら最新の時代小説を25冊ばかり乱読してみた。このジャンルの構造がおおむねわかった。私なりの問題意識は、同誌9月8日号に掲載した
従来からの読者と新しいファンの溝を埋めるガイドを目指し 山之口洋
に書いたので、そちらをお読みください。
これから一年間は、歴史小説漬けの日々が続きそう。
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