『袁宏道 中国詩人選集二集11』 岩波書店
2002年4月23日読了。
明の万暦年間に活躍した詩人。詩は個性的で、新奇なものを追い求める傾きもあるけれど、たとえば唐末のある種の詩人――李商隠などのようには難解でなく、われわれ現代人でも容易に味わえる。満洲事変当時の中国でブームになったというのもうなづける話。この「中国詩人選集」、「総索引」をのぞいて32冊あるのだが、大昔に衝動買いしていくつか読んだまま、長らく中断していた。昨年夏に再開して、ようやく全巻読了。いちばん先に読んだとおぼしき「杜甫 上」には「1991.1.11」の日付があるから11年かかったことになる。もっとも、後の25冊はトイレの常備本として読んだのだから、トイレといえどもばかにならない。年産(?)40冊程度にはなるかも。
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