« グランドコンサイス英和辞典 (2001 三省堂) | トップページ | 焼きそばミッシング・リンク »

2007年7月15日 (日)

完全演技者 (2005 角川書店)

Kanzen_1
八十年代テクノ・ポップの世界を舞台にした音楽ミステリ。このジャンルは、デビュー作『オルガニスト』以来です。テーマは「人間はなぜ自分以外のものになりたがるのか?」

内容

(帯のキャッチより)
僕は生涯、忘れない。別の自分を演じ続けた、あの男を。
素顔を仮面に隠し生きた完全演技者。人は、生まれながらの人格を捨てることができるのか?
愛と変容、転生。疾走する青春を描いた意欲作!!

NY、ソーホー。この街に降り立った大学生・オサムは、伝説のアーティスト・ネモの超絶パフォーマンスに心奪われる。仮面に覆われた倒錯的世界、現実ともつかぬ生活、未知の魔力がオサムを変容させてゆく。
自分でない、何かへ――。

登場人物

クラウス・ネモ
NYで活動するパフォーマンス・アーティスト。ステージ以外でも素顔、経歴、私生活を一切明かさないため、「トータル・パフォーマー」と呼ばれている。女声ソプラノ並の高く、澄んだファルセット・ボイスからテナーまで、七色の声を使い分ける。
オサム・イノ(シュウ)
本書の主人公。井野修。ネモのパフォーマンスに惹かれてNYに渡り、パフォーマンスの世界に飛び込んだ日本のロック・ボーカリスト。
ジェニファー
ネモ・バンドのメンバー。パーフェクト・ボディを活かして官能的なパフォーマンスで男たちを魅了する。
ボブB
ネモ・バンドのメンバー。MIT出身のマッド・サイエンティスト的パフォーマー。
オーヤン
チャイナタウンに住む凄腕の偽医者。自らも奇病に悩まされている。
パルマ
音楽誌のライター。オサムをネモたちに引き合わせる。
サラ
東京でオサムと同棲していた恋人。オサムの音楽活動をさまざまに支援する。
デビッド・ボウイ
もはや説明不要のグラム・ロックの覇者。

|

« グランドコンサイス英和辞典 (2001 三省堂) | トップページ | 焼きそばミッシング・リンク »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218065/15763639

この記事へのトラックバック一覧です: 完全演技者 (2005 角川書店):

« グランドコンサイス英和辞典 (2001 三省堂) | トップページ | 焼きそばミッシング・リンク »