『紙のキーボード』 製作着々
今日は『紙のキーボード』の表紙を印刷しにゆく。中ロットオンデマンドというのが、この、2000部くらいの数では有利らしい。印刷ニーズは結構いつでもあるらしく、この祝日(GW)に営業しているプリントショップもいくつかある。コスト面と納期でえらんだのは、飯田橋の「帆風」という会社である。電車にのって見積をもらいにいくところだ。この『紙のキーボード』Iも、そこそこ実用に耐えると思うけれど、次の開発目標は、文庫本サイズでポケットにいれられ、デバイスはペンだけ、という『紙のキーボード』Ⅱである。ペンにBLUETOOTHがついていれば、携帯を経由してその場でメールを送ることだってできるはずだ。そんなことを考えていくと、デシタルペン側にあるていどの処理能力がほしくなってくるけれど、こいつはあくまで文房具なんだから、あまりいろいろな機能や装置でごちゃごちゃさせたくない。兼ね合いがむずかしいところ。携帯・文庫本サイズで、しかもペンがAIRPENのそれであったら、申し分ないんだけどなあ。あるいは、ノートは(一見)ふつうの紙で、筆記具は市販のものを自由に選べる、というのでもよい。
てなことを考えているうちに、東西線は飯田橋に到着。すごい。ちゃんとやってるぞ。さっそく条件を示して、正式な見積りをだしてもらう。2000部で38600円。「特色」とプロセスカラーとでは、値段が全く違うことも学習。納期は休み中で立て込んでいるとかで10日とのこと。案外安くすんだ。2000冊つくったと仮定すると、1冊のコストは約105円。なんとか1冊100円まで製造コストを下げたいが、さほど遠い目標でもなさそうだ。50円だと定価250円のの6掛、150円で卸しても1冊100円の利益が出る。十分に副収入の柱の1本となってくれるだろう。年間1万冊でも売れてくれれば――と皮算用をたくましくしてみたりする。
宣伝用に100冊くらいつくって、バラまいてみようかとも考えている。常習的に文章を書いている人なら、きっとこれの価値はわかってくれるものだと信じる。
この仕事(そう、これはれっきとした仕事だ)は、権利を確保したのだから、あせらず、気長にやるべし。
ただ、このツールの有用性は実証されつつあっても、そこで書いた文章が、いまひとつ本業の小説に結びついていないうらみがある。なぜなのか? 理由をかんがえてみなければなるまい。
ペンだけのデジタルペン、というのは、なにもアノト方式にかぎらないはずだ。たとえば、印刷に「色」をつかうことで、アノトとはちがうかたちでペン先位置の測定はできる。
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受信: 2007年9月19日 (水) 00時25分



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