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2004年2月15日 (日)

はじめての歯医者

Dentist
ナオちん(息子の呼び名)の生まれてはじめての歯医者。虫歯がなくて楽な子供だと思っていたがとんでもない、調べてみたら乳歯のほぼ全部が程度の差こそあれやられていたのだ。「大人しく口を開けていられない子は……」と近所の歯医者に断られ、やむなく水道橋の東京歯科大病院に。ここは平日の午前中なら、いわゆる「抑制の必要な」子供も見てもらえるからだ。たまたまつぎの患者が来ないせいで、息子はピンクのコスチュームを着たお姉さん数名に囲まれてチヤホヤ。もっとも本人にはそれを楽しむ心の余裕はなく、

「やだやだやだ。怖い怖い」
「あらぁナオくん、お姉さんのこと蹴ったら痛いわねえ。もしもお姉さんがナオくんのこと蹴ったら嫌でしょ?」
「いいよ」(息子にはその場しのぎで出任せを答える癖がある。誰の血を引いたのか)
「じゃっ、お姉さんナオくんのこと蹴っちゃおうかなあ」

廊下で聞いていた父親は、「歯さえ削られないなら代わってほしいなあ」としみじみ思った。

ちなみに妻は歯医者に関しては処女で、そもそも息子がいまどういう目に遭っているのかわからないのだった。

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