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2004年2月

2004年2月17日 (火)

時代小説研究会

北原亜以子先生が肝煎りをされている「時代小説研究会」の末席に加えていただく。『しゃばけ』の畠中さんの紹介。会場は両国の江戸東京博物館にて。参加は作家4割、編集者6割で計30人ほど。折から開催され大盛況の「円山応挙展」を一時間ほど見学。応挙といえば今見るような「幽霊」のデザインを決めたひと、というような紋切り型の理解しかなかったんだけど、この特別展、幽霊はたった一点で、応挙と弟子たちが近代写生画の大成者であることをさまざまな面から立体的に解説しており圧巻。平日だというのに結構混み合っていた。図録一冊を入手。

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2004年2月15日 (日)

『瑠璃の翼』 新聞書評

新作の書評がなかなか出てくれず苦しんでいたのだが、産経新聞で評論家・陣野史俊さんによる的を射た書評をいただいてほっとしている(リンクは産経新聞社トップ。「読書」欄の2/15分)。陣野さんに執筆の経緯をお話ししたこともないのに、よくもここまで執筆に際しての書き手の内面のふるえやなやみに迫れるものだ。この欄ではぼく自信も幾度か書評原稿を書いたのだが、陣野さんはぼくにとって文芸評論分野での先達といってよい人物である。産経からは別に土曜の「こころ」欄のエッセーのご依頼もいただいたので、今日一日はそれにかかっている。

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はじめての歯医者

Dentist
ナオちん(息子の呼び名)の生まれてはじめての歯医者。虫歯がなくて楽な子供だと思っていたがとんでもない、調べてみたら乳歯のほぼ全部が程度の差こそあれやられていたのだ。「大人しく口を開けていられない子は……」と近所の歯医者に断られ、やむなく水道橋の東京歯科大病院に。ここは平日の午前中なら、いわゆる「抑制の必要な」子供も見てもらえるからだ。たまたまつぎの患者が来ないせいで、息子はピンクのコスチュームを着たお姉さん数名に囲まれてチヤホヤ。もっとも本人にはそれを楽しむ心の余裕はなく、

「やだやだやだ。怖い怖い」
「あらぁナオくん、お姉さんのこと蹴ったら痛いわねえ。もしもお姉さんがナオくんのこと蹴ったら嫌でしょ?」
「いいよ」(息子にはその場しのぎで出任せを答える癖がある。誰の血を引いたのか)
「じゃっ、お姉さんナオくんのこと蹴っちゃおうかなあ」

廊下で聞いていた父親は、「歯さえ削られないなら代わってほしいなあ」としみじみ思った。

ちなみに妻は歯医者に関しては処女で、そもそも息子がいまどういう目に遭っているのかわからないのだった。

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2004年2月14日 (土)

SF版J文学マップ

『SFが読みたい! 2004年版』が届いていたのでパラパラ。「マイ・ベスト5」のアンケート、国内編はまあいいとして、海外編は、いかに山之口が昨年の海外SF事情に疎かったかが暴露されている気が。そんなにいい本があったのですか知りませんでした。

それはそれとして思わず唸らされたのが大森望さんによる21世紀SF作家分布マップ。多少ともSFと関係のある作家237名を網羅したSF版のJ文学マップである。ぼくのようなギョーカイに疎い人間はコピーして壁に貼っておきたいくらいの永久保存版。

山之口洋の立ち位置周辺の空き具合のさびしいこと(これは山之口が妙なニッチに立っているのであって、周りの作家に嫌われたわけではない……んじゃないかな)! かてて加えて1行コメントの的確なこと! 今年はI'll be back.なので見ててくださいませ。

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2004年2月 1日 (日)

移動書斎1号

著者が怠惰なせいで、この日記、更新日と書かれてる出来事の日付けが一致しない。途中を飛ばしちゃうとめぼしいエポックをお知らせできない上、なにやら平坦極まりない索漠たる日常を送っているように見える(ま事実そうだけど)。だから何週間も前のことも書いたりするけれどご容赦いただきたい。

新作の印税を残らずつぎ込んで、かねてから企んでいた「移動書斎」計画のためのタネ車として中古のSTEPWGN(白)を買った。車種選びの条件は、

①書斎机と同じパソコン環境が中に作れる(つまり手製のパソコンデスクを作り込む広さがある)。
②親子3人が中で寝られる。
③それ専用じゃなく普段の用事でも乗り回せる。

ということ。ただいま鋭意改造中。無事改造が終わったら国内のあちこちで執筆をしてみて、どんな感じのものかをどこか適当なメディアでご報告するつもり。

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